最近SNSで、
猫ちゃんの破壊活動についての
記事をよくみかけます。
猫ちゃんはいろんなところで
爪とぎをするし、
何かに執着して、その部分を徹底的に
破壊したりしますね。
襖だったら徹底的に破って剥がして、
壁も破ってほじくって、
障子はもちろん穴だらけにして
勝手に出入りしているし、
柱も爪で引っ掻いて、歯でかじって...
想像を絶する破壊を行うこともあります。
もちろん激しい子もいれば、
ほとんど破壊しない子もいますし、
ちょっと爪とぎしちゃうくらい、
という子もいます。
うちのここちゃんは、
破壊活動がものすごい猫でした。
長野県にいた頃は賃貸に住んでいたので、
入居時はよくても、退居時は恐怖でした。
ある賃貸マンションでは、
諸事情で入居後1年ちょっとで
退居することにしたのですが、
ここちゃんの爪かきのおかげで、
退居時に要求された額は43万円
(雰囲気的に交渉できず)
家賃がものすごく高い高級マンションじゃ
ないんですよ。
ごく普通の2LDKのマンションです。
次に住んでいたのは、築45年の貸家。
寒い長野県なのに2重サッシじゃなくて、
窓もしっかり閉まらず、風のある日は
窓を閉めてもカーテンがたなびいてました。
雨の日は、お決まりの雨漏り。
冬はすさまじくて、
雪が家の中に舞い込んで来たり、
夜に入ったお風呂が、朝凍っていたり、
外気温と室内がほぼ同じ温度でした。
(冬は氷点下10℃くらいになることも)
そして、屋根裏には何かが
住んでいました!
犬や猫が今よりたくさんいたので、
そういう物件しか賃貸できなかったんです。
(でも大好きな家で、
結構長く住んでいました)
そこを退居するときに要求された
金額は32万円。
(敷金を差し引いた額です)
でも、あまりにも状態の悪い家だったので
交渉して5万円まけてもらいました。
かわいいここちゃんのためだから
仕方ないですが、
うちで一番の金食い虫です。
そして今の家に来て(実家ですが)、
賃貸ではなくなったので、
好きなだけ破壊していいよ!
という環境になったら。
ここちゃん、何も破壊しません。
爪とぎでさえ、ちゃんと猫用爪とぎを
使用しています。
どうしてなの――――――
そんなお年頃なんですね、きっと。
やっぱり猫ってかわいい。
続きはまた明日。