ある年の春に
最愛のわんこがお空へ旅立ちました。
松本城の桜が満開の頃でした。
当時は、専門学校の動物看護師学科で
講師をしていたので
教え子も周囲の先生方も
これ以上ないほどの理解を示してくれて
本当にありがたいと思いました。
グリーフケア(ペットロスケア)の講義も
担当していたのですが
自分の気持ちを切り離して
客観的な講義を行うことが
その年は少々苦痛だったのを憶えています。
何年か経って
担任していたクラスの最終登校日に
ある生徒が近づいてきて
意を決したように話してくれたんです。
「 先生、変な風に思わないでね。
別に信じなくてもいいからね。
でも、どうしても伝えたいことがあって。
先生が教室に来て講義している時
いつも黒い犬が先生のそばにいたよ。
今もいるよ。」
嬉しかったな~。
黒いラブラドールのそら。
一緒にいてくれたんだね。
ありがとう。
そして、それを伝えてくれた教え子に
感謝です。
続きはまた明日。