塩化カルシウムをわんこに踏ませないで!

(2018年1月の過去記事ですが、加筆し再投稿いたします)

融雪剤や道路の凍結防止に使用される
塩化カルシウムって見たことありますか?

白い粒々したやつです。

寒い地方では坂道が凍結すると危ないので、
道端に設置してあったりするのでおなじみですが、
私の住む神奈川県では見慣れないものかもしれません。

たくさん雪が積もると、塩化カルシウムを撒いても
あまり意味がありませんが、

道路の凍結を防止するという意味で
寒い地域では使用されている場所も
多いです。

撒く量は1平米あたり一握りぐらいのようです。

一昨日の大雪で(2018年1月のこと)、
神奈川県にも珍しく雪が積もりましたが、
翌日の気温が結構高かったので、
ほとんど解けてしまいました。

でも、何をを勘違いしたのか、
大量に塩化カルシウムが撒かれている場所が。

いつものお散歩コースにある、
とある店舗駐車場の出入り口なのですが、

塩化カルシウムが歩道から道路にかけて
1cmくらいの厚さで、
広く撒かれています。
山積みになっている箇所も!!

これ、コンクリートも痛んじゃうのに。

何よりも心配なのは、わんこの足の裏です。

湿った足の裏に塩化カルシウムがくっつくと、
粒が水分に溶けて発熱するし、
肉球や指間の皮膚がただれて
炎症を起こしてしまいます。

指間の毛の間に粒が入り込んで溶けると、
じわじわ炎症が広がりやっかいです。

だから、もしも塩化カルシウムが
撒かれていたら踏ませないように
してくださいね。

ほへとが踏まないように、
道路の反対側に渡ろうとしていたら、
よくすれ違うトイプードルちゃんが歩いて来ました。

飼主さんに、
「塩化カルシウムがあるから気を付けてください!
踏ませないでください!」
とお伝えしたのですが、

何のことかわからなかったようで、
怪訝な顔をされてしまいました。

でもプードルちゃんの足裏が心配だったので
意を決してもう一度説明すると、
納得して抱き上げて通過してくださいました。
よかった。

やはりこの辺は、塩化カルシウムについての
認識が、あまりないのかもしれません。

踏んでしまうわんこ達もいるんだろうな。

万が一、踏んでしまった場合は、
水でよく洗い流してからしっかり乾かして
くださいね。
皮膚や指間の皮膚がただれるなど
ひどい炎症を起こしてしまった場合は、
受診してください!

くれぐれも気を付けてくださいね。

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